みなさんこんにちは、
プー氏( @kuribloger)です。
三重県いなべ市にある廃校カフェをご存知でしょうか?
ノスタルジックな雰囲気を感じながら、ちょっと変わった体験ができるカフェなので、今回このブログで紹介します。
桐林館喫茶室ってどんなところ?
三重県いなべ市にある、
廃校になった旧阿下喜(きゅうあげき)小学校「桐林館」の木造校舎を利用したカフェです。
教室だった部屋を喫茶室として蘇らせています。
「桐林館」は昭和56年の廃校まで実際に小学校として使用されていた校舎で、2014年(平成26年)国登録有形文化財に指定されました。
廃校した今もなお、当時の面影をそのまま残しています。
当時の面影がそのまま残る校舎内
校舎内は、阿下喜小学校として使用されていたころの普通教室と校長室を復元して展示されています。
普通教室は、当時在勤していた元教員と卒業児童からの情報に基づき復元しているそう。
机・椅子は、現在の阿下喜小学校に保管されていたものをもとに形状・材質を忠実に復元されています。
教室の壁には、当時の置き傘が展示されていました。
校長室には、昭和の小学校の趣を残す立田(たつた)小学校校長室の備品がそのまま移設されています。
これは何でしょう? 電話かな??
教室の雰囲気がとてもいいです。
ちなみに、トイレは当時のままではなく最新型なのでご安心を。
筆談カフェ
桐林館の一室を利用しているのが、この「筆談カフェ」。
このカフェ内では、「声を出さない」というルールがあります。
ただ、おしゃべり禁止…というわけではありません。
音声を使わないコミュニケーションを楽しむ空間で、筆談、ジェスチャー、手話…様々な方法を使っておしゃべりします。
また、赤ちゃんや小さいお子さんの声は「自然音」とするので良いとのこと。
ちびプーが出禁にならずに済みました。
店内の雰囲気も教室そのもの。
様々なアート作品も飾られていました!
そしてなんとテーブルは机です!!
これにはちょっと驚きました笑
学校で給食を食べていた頃のことを思い出しましたよ、ハイ。
カフェのメニューは?
現在注文できるメニューは、「筆談コッペ」とドリンクです。
コッペとドリンクのセットもあります。
筆談コッペは上記写真の4種類と、11月限定の「大学いもコッペ」がありました。
以前はカレーなど他のメニューもあったみたいなのですが、残念ながら今はやっていません。
メニューが少しすくない印象が否めませんね…
筆談だけあって、注文方法も紙方式。
僕は「たまごサラダなコッペ」とコーヒー牛乳を注文しました。
カリカリのコッペパンが香ばしく、たまごサラダとの相性も良くてとても美味しかったです!
コーヒー牛乳は瓶で出てきました!
これまた小学校のミルメークを思い出しちゃいました。
あ、味はミルメークではなくちゃんとしたアイスオレです。
公式LINEで予約できます
連休等は結構混み合うみたいで、予約した方優先で入れるとのことです。
座席(机)が6個しかないので、予約していった方が安心だと思います。
予約は公式LINEにて行えます。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
桐林館喫茶室まとめ
今回は、三重県いなべ市にある廃校カフェ「桐林館喫茶室」を紹介しました。
廃校舎を利用し、当時の教室や校長室の雰囲気も楽しめる物珍しいカフェになっています。
ノスタルジックな雰囲気に、静かに浸りたい方にピッタリ!
普段味わえない、なんとも言えない気分にさせてくれるカフェでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。